5月の干ばつぎみの天気はどこへやら。ここ1週間は雨が多く、最近はなかなか土が乾きません。
作業的には定植や播種はいつでもって感じなので捗っていて、定植の山場は越えたかなって所です。
ラッシュで散らかりまくっていた作業場とハウスも整理して。
作物的には葉物はこの雨をかなり喜んでいて、成長スピードをあげています。
やっとレタスらしい形になってきました。本当はもっと早く取れると思っていました。
ま、一応成長はしているという事で待ちですね
春菊は収穫期に入っています。春菊の左側の何もないところは水菜を植えたんですけど消えちゃいました。
春菊はもう一畝あっても全然足りない。次はもっともっと作付けよう。
ほうれん草はほとんど収穫しないうちに抽台してしまいました。種をとって秋にリベンジします。
葉物野菜はどうしてもアブラナ科が多くなってしまいがちで、輪作を考える時に困っちゃうけどアカザ科やキク科があるとめっちゃ助かる。
これらは無防除でも全然行けるから採種して大量に播きたい。
頂いたカーボロネロは順調です。苗半作は間違いなかった。昨日、定植後初めてトンネルを剥いで、捕虫し脇芽をかいて、再度閉じました。
もっと光合成して欲しいので、収穫はもう少し先で。
チンゲン菜はまじなんなのって位ハムシとイモムシにいじめられていて、今日出荷するのに調整していたら、虫は見えずらいし、穴あきすごいし、葉をとっちゃったらなくなっちゃうし、洗うのも気を使うしで、もう2度と作らないと誓って袋詰めをしました。
かぶと小松菜と水菜も無防除でやっていますが、春のアブラナ科は要トンネルですね。
雨の割にはエンドウはなかなか実が入らない。晴れないとダメなのかも。
トマトはこれ病斑か?みたいなのがチラホラ出てきました。いやーなんとか枯れずに頑張ってもらいたい。
支柱は立てたので誘引と、支柱の紐取りをしないと。
今年のトマトはなんだかんだで全部で300株以上。去年よりは確実に進歩している。
じゃがいもは1回目の土寄せをしました。テントウムシダマシも時々チェックしています。まだ成虫だけなのでここでどれだけ守れるかが、畑のナス科を左右するのは間違いない。卵が孵ったらお祭り騒ぎになりますからね。
茎ブロッコリーはまだまだ先が長そう。トンネルをつけると土寄せるのが億劫になるなー。
自家採取の落花生は発芽率があり得ない位低かった。心当たりはあるので来年は頑張ります。
一番手きゅうり不調のため、二番手の鯵ヶ沢在来きゅうりを播きました。鯵ヶ沢のナリタ自然農園さんから森山さんが頂いた種を分けて頂きました。
ありがとうございます。種取りしてお返しします。
ラッシュで手が回らず、鉢上げが遅れて徒長してしまいましたが、たぶん問題無さそう。
このきゅうり本当に美味しいのでうまく出来て欲しい。
で、こうやって見ていくと、これはもう完璧!みたいな作物はなく、
なんだかなぁ…、って思いながら家に帰って、弾いたチンゲン菜を茹でたらびっくりしました。
このチンゲン菜めちゃくちゃうまい。なんなら僕の中で葉物1位の白菜より美味いって思っちゃいました。甘くて、香って、でもクセはなくて柔らかい。
つか、調理すると葉に穴が開いているとかホントどうでもいいっすね。
速攻で改心しました。秋も来春も作る。
チンゲン菜のおかげで元気が出ました。
出せる物を出していこう。