すだ畑の農日記

おいしいと思ってもらえる野菜づくりがしたくて、2021年より青森県青森市にて農業はじめました。

2024育苗始めました。

今年は3/13が種まき始めで、早くも3週間が経過しました。

暖冬傾向だったものの、3月の寒の戻りにより、畑の消雪が去年とそこまで変わらず、育苗開始は例年通りです。

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晴れて気温が高い日が多く、発芽さえさせられれば、育苗はうまくいきそうです。

来週は定植や苗移動をどんどこして、葉物と枝豆の段まきを進めよう。


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今年はしばらく使っていなかったペーパーポットも復活させました。

左がペーパー220穴、右がセルトレー128穴です。土を詰めて持って比べるとペーパーはトレーより1.5〜2倍程重いです。なので一穴あたりの土の量はほぼ差がないとみると、単位面積あたりの苗の数はペーパーの方が圧倒的に有利です。

他にも、ペーパーは定植時にセルが分かれる為根鉢が出来にくい野菜でも素早い定植に繋がったり、トレーみたく縁が無い分育苗時の水持ちが良いです。

ただし、使い切りでコストは高いので、一商品に複数株入れる株どり野菜は向いていないのかなと思います。

 

逆に、セルトレーは使用後は日の当たらない場所で保管すれば、数年は再利用可能なので最終的にはゴミになるものの見方によってはエコ。当然コストも下げられます。硬さがあるので土詰めの作業効率は紙よりも良いです。

 

色々考えた結果、春菊、レタスのキク科コンビはペーパー、根鉢形成がされやすいアブラナ科や鉢上げする果菜類はセルトレーにしています。

 

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低空飛行な温床でなんとかナスピーが発芽してきました。(右の真ん中は購入種子で、採種地とは違う過酷な環境下で発芽出来ずにいます。何とか頑張って欲しいけど…)


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定植トップバッターは実エンドウ。去年のオクラの株間に不耕起で定植。オクラ残渣に支柱になってもらい、横に麻紐を通すことで全て土に還る素材で片付けを楽にしようという魂胆です。

不織布を被せられないので、この後厚めに稲藁マルチをしておきました。

 

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種芋のメークインが家で爆発してました。

多分また生えてくるので、全部芽を掻き取りました。暖かくなるのが早いので、例年より早く定植になりそうです。


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白菜菜花を楽しみにしていたら、冬の間にネズミに芯をくり抜かれてしまいました。

すごい綺麗に食べるもんですね。

 

 

来週あたりから段々と忙しくなりそうです。