すだ畑の農日記

おいしいと思ってもらえる野菜づくりがしたくて、2021年より青森県青森市にて農業はじめました。

片付けと来年の準備

青森市では昨日の夜からついに本格的な雪が降り始めました。

今日は畑に行かなかったので、明日、畑はどうなってるかな。

 

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去年は12/2でこんなでした。

今年の降り始めは少し早いのですが、ここまでの量は降らないでしょうし、根雪になるかどうかは今後の天気次第です。街中は普通に溶けても、畑は一度降るとなかなか溶けないのでどうなるかは微妙な所。

 

この雪予報に尻を叩かれるように、1週間程前から片付けラッシュをして、残す所はアーチパイプの撤去だけになりました。半日もあれば余裕でしょう。

去年は白菜のトンネルをめくった状態でそのまま雪の下にして、春が来たらトンネル支柱が折れてまくるという失敗をしたので、同じ過ちを犯さぬよう必死こいてやりました。

 

片付けと並行して、来年の資材調達をしました。

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これは育苗の基本用土の黒土です。

最初荷台にシートを広げて、土をそのまま積んでいこうかと思いましたが、降ろす時にまたスコップでやると時間かかるなと思ってコンテナに突っ込んで運びました。おろしやすさは良いけど一度に運べる量は少ないのが難点。

最初、1番上の段に土を満タンにしたコンテナ乗せようとしたら、声は良くでるんですけど全然上がらなくて…笑。1番上は半分にしました。
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それを5往復程して、フレコン2袋分運びました。腰ベルトを使用して、毎年疼きやすい秋の腰を養生し、無事クリアしました。

奥のブルーシートの所は籾殻くん炭です。本当は籾殻堆肥の方が煙が出なかったり、肥料分が逃げにくかったりと優れているのでしょうが、育苗土に混ぜるのは、くん炭の方が障害が少ない気がするので、今年も用意しました。


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あとは温床資材の稲藁と落ち葉です。藁は隣でお米を作っている方から、落ち葉は市内の公園から頂きました。

温床資材として使用した後は、再発酵を促して堆肥化させます。稲藁と落ち葉って同じ植物体で枯れたものだけど、全然色が違いますよね。それが出来た堆肥の栄養素に違いをもたらすと考えて加える事にしました。

 

外から運ぶ資材は何とか雪前に完了。

あとは、畑内の何箇所かにある堆肥を根雪前か来春に取り込めば準備万端です。

 

作物の方はというと

根菜と白菜以外は方がつきました。

が、丹波系の黒豆がなかなか登熟せずに少し困っています。

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本場では11月最後に、どんなに早くとももう少し豆に黒色が出てきてから収穫との事なのですが、青森では天気も天気ですし間に合わないので無理やり刈り取ってハウスに入れました。パンパンです。

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どうも、葉っぱが少し枯れてきたら、株を取り込む前にナイロンコードで葉っぱを叩き落とし、登熟を早める技術があるらしく、それを知らない僕はひたすらまだかまだかと待っていました。

ま、仮にそれを使ったとしても、青森では間に合わないかもだけど、豆の大きさは言う事なしなので何とかゲットしたいです。

これが枯れるまでハウスのビニールは剥げないので、あと3週間位は根雪にならないで欲しいわけです。祈る事しかないですね。

 

寒くなってきてごぼうは良い感じになってきました。

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去年種取りしたもので、今年も元気です。

太いものは僕の手首程あり、柔らかくて、香りも良くて美味しいです。

来週の雪が落ち着いたタイミングで掘りまくって、発砲に詰めようかな。

根雪になるまでは収穫ラッシュですね。

 

さつまいもは干し芋も焼き芋も良いけど

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芋ご飯も良い。1.5〜2㎝角位に大きく切るとまるで栗ご飯になります。