すだ畑の農日記

おいしいと思ってもらえる野菜づくりがしたくて、2021年より青森県青森市にて農業はじめました。

枝豆の発芽待ちは育苗トレーを蓋にすると良い!

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畑横の桜が咲きました。

4月も中旬を過ぎて、作業がやりたい事からやらなきゃならない事に変わってきて、あっという間に1日が終わります。オフシーズンに立てた作付け計画に合わせてtodoを書き出し、さらにそこから天候などを考慮して明日明後日の作業を選んで、当日はひたすら予定をこなす毎日です。

去年よりも品目数を増やしているので管理も複雑になっています。捗らないと感じたものはどんどん改善していかないと。

 

写真が溜まってきたので貼っていきます。

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種取り白菜をワイドに掘り取って一箇所に並べました。

根はブチブチいってましたが、成長を続けてます。抽台はしそう。
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関係ないんですけど左は大根です。貯蔵用で土に埋めていたやつは成長点が痛んでいました。むしろ畑に植えっぱなしのやつの方がピンピンしていました。種取り用の越冬は植えっぱなしで露出を少なくした方が良さそう。

 

そして、発足したスダシードにいきなり強敵が現れました。

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速攻で菜花を何者かに食べられました。これ虫じゃないでしょ。

去年枝豆の主枝を摘心してきたカモシカかな?

摘心して脇芽を促し何度もいただこうとか考えてるのだろうか…。スーパーで豆苗を買った時の我が家みたいな事してきた!笑

 

何とか種取りたいなー。

 

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土日にはじゃがいもを植えました。

ブラザーズに手伝ってもらい、今年は30m×12条植えました。去年掘ってる時はもうこれ以上増やさないって言ってたのに、植える時にはそんな事忘れちゃうんですよねー。

あと、今年は条間を85㎝に拡げました。去年はどっかの文献で条間77㎝がベストってのをみて、キリ悪いからって75㎝にしたら土寄せの際、管理機入れず…。

それで余裕ある条間設定にしました。この方が盛る土もあって安全。

 

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枝豆第一弾も定植しました。

とりあえず1500株ほど。うまくいけば7月上旬からとれます。

チェーンポットはセルトレーのように選んで植えられないので、欠株はなるべく少なくしたいところ。

それで発芽について去年つかんだコツを紹介したいと思います。(写真の発芽は揃っていないのですが笑、たぶんこれは温度の問題で時間が経てばちゃんと出ると思います。)

トレーに種を蒔いて、水をあげた後そのままって人や、遮光ネットや新聞紙、不織布をかぶせる人などそれぞれの方法があるかと思います。

 

僕は去年の途中までは新聞紙載せて、飛ばないように育苗箱を逆さに蓋をしていました。

で、毛豆の発芽が悪くてほじくると腐っていたのをみて蒸れているのだろうと、新聞紙は載せず育苗トレーだけを載せてみると発芽率が良くなりました。大事なのは蒸れすぎず乾きすぎずに持っていく事だと思います。

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しかもこの方法だと、仮にネズミが育苗場所に侵入してきても、トレーが物理的なガードになります。育苗箱の穴から光が差し込むので、発芽チェックをうっかり忘れてトレーを被せたままでも、豆が緑化してもやしになりません。などのメリットもあり超オススメです。

 

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植えられた枝豆にはまだまだ寒いのでしばらくトンネルをしてしのぎます。

 

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エンドウの誘引ネットも設置しました。

エンドウなら大丈夫だろうと強気のアーチパイプ間隔180㎝!

後作のきゅうりの時は斜めのパイプとか入れないとやばいかも。様子をみながら調整しよう。

 

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少しずつですが冬越しの春ねぎ出荷しています。生協さくら館の産直コーナーに置かせてもらっています。

香るのはもちろん、柔らかいです。