すだ畑の農日記

おいしいと思ってもらえる野菜づくりがしたくて、2021年より青森県青森市にて農業はじめました。

貯蔵用大根、埋め直す

最近は雨や雪の日が多く、出荷作業とかして黙っているとめちゃ寒いです。今年買ったヒーター付きベストがなかなか優秀で助かっていますが、末端は寒いです。

この寒さが野菜を美味しくするからと言い聞かせてなんとか踏ん張っています。

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畑の野菜の方は、雪や雨が多いからか強烈な霜が降りたり、凍るみたいなのは今のところはないです。

 

反面、スーパーの産直コーナーは同じような野菜で溢れかえっていて、人参、大根、ネギなどは競争がすごいです。

何か特別な価値がない限り価格競争になるので、手間ですが貯蔵して出品者が減った時に出す作戦で行きます。その為貯蔵野菜を移動し始めました。

凍らないギリギリまで畑に植え付けて置いて、移動させるのが貯蔵性的にはベストだと思うので、先週に片付け系を終わらせておき、一昨日から貯蔵にとっかかりました。

 

で、地下水位が高くなさそうな畑の一角に穴を掘って、とりあえず大根の移動です。

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大根同士がくっつくと腐りやすいそうなので、少し隙間を作りつつ斜めに並べて土を被せるを繰り返しました。
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最後にその上に藁をかけて土を被せて完成。

 

大根の両サイドには草に埋もれたネギがあります。ネズミの食害を減らしたり、生きている草の周りで微生物が働き土の温度が下がりにくいんじゃないかとか効果を期待しながら…。

 

気になったのは最近雪だったので収穫時も埋め直し時もドロドロしていて、大根が傷みやすい条件が揃っているような感じがした点です。

なので全部は移動せず、植えたまま土を被せるパターンもやっておいた方が良さそう。積雪後に掘るのは大変ですが、より貯蔵出来る方法を探します。

 

あとは、来年はハウスの間口を50㎝拡張して建てようと思います。あまり大きくして、風で壊れたり、ビニールを買い直したりするのが嫌なのでとりあえず50㎝で。

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操縦をあやまらなければ、ギリトラクターもかけられそう。

今年の育苗の反省からジメジメした地面での育苗をやめて来年はベンチ育苗します。

 

育苗資材も準備して、来年はもっともっと野菜を作れるようにしよう!