すだ畑の農日記

おいしいと思ってもらえる野菜づくりがしたくて、2021年より青森県青森市にて農業はじめました。

枝豆の収穫始まりました。

ブログをサボっている間に色々ありすぎて何書いたら良いのかわかんないな…。

 

7月に入って果菜類が勢いづいてきました。

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エンドウ豆を片付けて、地べたに転がしていた鯵ヶ沢きゅうりをネットに這わせました。春作エンドウ豆からの後作きゅうりは鉄板。

育苗失敗した四葉きゅうりのわずか10株程が粘りを見せ、何本か取れ始めました。切るに切れなくなって鯵ヶ沢と混植しちゃってます。

 

あと、スナップエンドウと実エンドウは片付け時に種取りもしました。青いまんまのスナップエンドウはかなり腐りやすかったです。ちょっと枯れ始めたものや実エンドウは問題なさそう。

 

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ピーマンは花が咲き始めました。

右がピーマンで、左が甘唐辛子。草取りがまだ途中です。ピーマンの方はもう一畝後発でも作っているので秋まで長く採れたら良いなと思っています。

 

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トマトは収穫までまだわからないなって感じです。雨がちな天気で整枝が遅れたり、テントウムシダマシモに食われたりでなかなか一筋縄じゃいかなそう。

きゅうりネットで誘引しようとして、今回はネット幅3.6mのものにしたら株にネットが全く届かず。でもあっという間にトマトがのびて届くようになりました。

状況が悪化しなければ月末、遅くとも8月頭には何かしらのトマトが取れるかも。

 

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ズッキーニはなんもしていない割には採れています。株数間違えるととんでもない数取れてしまうので、今年は少なくしました。

 

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かぼちゃは雌花がつきまじめました。

今年はハエ来ないでほしいな。

去年買って種が残った栗坊と自家採種したF2栗坊を大体100株ずつ植えています。この品種長持ちするし、美味しいし、数も取れて、500g前後って良いところしかない品種なので、固定したいと思っています。

 

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第一弾枝豆は7/5から収穫スタートしてあっという間にとりきってしまいました。極早生めっちゃ収量少ない。

去年は7/10開始でしたが、今年は少し早く取れました。これは不織布でトンネルしていた期間が今年の方が長かったので積算温度に到達するのが早かったのかなと思っています。トンネルを引っ張った分、加湿か日射不足で徒長してしまい、元々鞘が少ない品種でしたけど、さらに少ない感じがしました。

次のが取れるまであと1週間ほどかかりそう…。でもそこからは次の品種も合流してきてリレーが騒がしくなりそうだ。

 

野菜だけでなく、種取りも進みました。

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白菜の種。2dl以上は取れてると思います。5年分くらいありそうだから、冷蔵庫に入れておこう。

春になってから生き残っているものを移植すれば小さな区画でも、かなりの種が取れることがわかった。

 

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ネギもかなり雑にやった割には結構取れました。こっちは種子寿命が短いそうなので冷凍庫に入れておこうかな。

 

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ほうれん草も取れました。棘のあるのも混じっていて、しごく時痛い。

これは現在乾燥中でもう少し乾いたらゴミを風選します。

このあとはキャベツ、大根、にんじんも取れそう。

 

もう秋冬作が楽しみ。

ネギと白菜の種をとって、ニンニク収穫しましたー。

明日から微妙な天気予報なので、今日は種取りをしました。

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まずはネギから。

もう少し枯れるまで待つのがベストだと思いますが、一部中に黒い種が見えたのでもう良いかなって。

太くて分げつしてないものを選びました。乾燥追熟させて、調整したら冷凍しておこうと思います。来年は違う品種の種をとりたいので、2年おきに採種をと考えています。

 

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次にちょっと早い気もする白菜を取り込みました。これも本当は鞘が枯れて、触ると爆ぜるような状況がベストですが、周りの草が茂り鞘にカビが生えてしまっている所もあったので、刈り取ってしまいました。
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それでも枯れているところはもう出来ていました。

全体的が枯れ上がるまで雨の当たらない場所で乾燥させます。

あとはちゃんと白菜になるかが問題ですね。笑

楽しみだなー。

 

そして、種とりしているからなのか、今年の畑にはカメムシが多く、タネを吸いにきています。逆に去年あれだけ騒いでいたヨトウムシは今年はおとなしいです。良いんだか悪いんだか。

 

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あと、ニンニクも収穫してしまいました。

もう1ヶ月も前から枯れ始めて、これは期待できないなーって感じでほったらかしていました。茎は細いし、ネギコガにやられまくるし、肥料不足だし、乾燥しているしでニンニクにとっては過酷な環境だったと思います。

そして出来たニンニクはタネニンニクよりもめっちゃちっちゃくなって、球数が増えるって言う笑。乾燥前でこれなんで乾燥したら消えちゃいそう。

ニンニク難しいわ。

 

最後に写真で畑の今をばーって行きます。

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あったかくなって少しずつピーマンらしくなってきた


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ネギはやばい。育苗時、立枯れを恐れて苗床にくん炭を厚めに敷いて苗箱を乗せていたら、全然成長しなかった。その状態で移植したら、やっと今つまようじって感じです。

なのでネギを潰して、毛豆を撒こうかなって思っています。でも全体的に不調でどこを潰すか決めかねてるっていう…。

来年は活着育苗に戻そう。


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意外と頑張っている露地トマト。回らないので全部一本仕立てで、ハサミでバッサバサ落としてます。病気がうつりませんよーに。


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レタスがうまくなってきた。


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エンドウはこれくらい実が詰まってる状態が甘くて、ポリポリしてておいしい。


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ハウストマトは下葉から調子良い。


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枝豆は除草が遅れたからか、不織布はぐの遅れたからか徒長してしまいました。あまり期待できないかも。


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全て焼けたさつまいもがところどころ復活してきた。


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伏せたさつまいもはやっと苗場出てくるって言うね。遅いけど良いタイミングだ!

 

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最後に今とれている野菜。

うちの農園には春が遅れてやってきた。

 

農家のメンタルってすごい。

今年も現れました。去年よりだいぶ早くてまずいなって感じです。

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午前中の作業を終えて、車で弁当を食べていると、なんか聞いたことない声がするなーと思いつつも、この時期毎日のように来る川釣りの人だろうと見向きもしなかったのですが、

でもなんとなく嫌な感じがして車から出ると20匹近い猿の群れが畑にわさーって。

 

ロケット花火と川石と三角ホーとパチンコを持って追いかけると川の両サイドに群が分かれたので、とりあえず山側の方をと追っかけ回して山の奥まで入りしつこく追い返し、戻って川の反対側に戻るともういなくなっていました。

で、近くのスイートコーンを見るとこれ。

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わざわざビニールマルチとトンネルを使ってまで促成栽培して、農薬と化学肥料を使わず育てた大事なスイートコーン。茎の太さや色からしてたぶん取れるだろうと思い、去年ハクビシンかタヌキにズダロボにされた経験から、今年は電気柵を導入してまで収穫したい思っていたものがこの座間です。

つか、まだ全然実ついてねーよ…。まだ茎じゃん。

ハクビシン系もそうでしたけどスイートコーンへの執着はちょっと異常ですね。

ま、去年もう2度と作らねーわって言った自分が去年よりも多く蒔いちゃった地点で異常ですけどね笑

 

僕の頭では猿は8月に入ってから来るので、7月末にはコーンがとれて片付けられれば良いので電柵は高さはそこまで必要ないとの判断でしたが、だいぶ考えが甘かったみたいです。

高さを出すためさらにワイヤーメッシュと支柱を導入したら、どう考えてもマイナスになっちゃうので、今期はもう緑肥として潰します。まだ800株以上あるのが悔やまれるけどこのままだとマジでやばい。

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めっちゃでっかいうんこトラップが色んな所に。

 

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ちょっとわかりにくですが、昨日定植した枝豆も盛大に抜かれました。
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この双葉の部分が好きなんですね。

 

いやー参りました。

この他インゲンや茎ブロッコリーにもちょっかい出されて、それでなくてもなんだかうまくいっているんだかそうでないんだかわからないような作物状況?時期?結果が見えづらい状態で心がモヤモヤしている時に…。

去年の大豆を食べにきた時からフラグは立っていたんですね。

 

午後は猿を追い返して、被害状況を確認してめちゃくちゃ凹み、このイベント無しでも作業がおしにおしていたのに、それが手につかなくっなって…。

とりあえずひっこぬかれた枝豆とエンドウを植え戻して今日は帰りました。

 

家に家族がいて本当によかった。畑ではいつも1人なので、こう言う最悪な事が起こった時に話せる人がいると少し楽になりますね。

小学生の息子2人に愚痴るって言うね笑。それでもめっちゃ楽になる。気持ちが切り替わる。

 

やるべきことはまずスイートコーンを潰してその緑肥を使って白菜かキャベツを育てようかな。そして、秋冬の大豆になるまで畑に置いておかなければならない枝豆の採種はやめ、収穫後は潰す。(毛豆だけはどうにかとる。毛豆は晩生種で量をそこまで必要としないので冷凍して2年おきに採種とかでも良いかも。)果菜、豆類の比率を減らして葉菜、根菜をもっと作るような作付け計画の作成。こんな所ですかね。

もう少し経営が安定してくれば、物理的な柵の設置とか出来るといいですね。

 

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猿だけではないのです。ハクビシンに不織布に穴を開けられたり、

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鹿に紙マルチに穴を開けられたり。

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定植後に夜は寒いだろうと、黒紙マルチの上に不織布をベタがけして、300株全てのさつまいもの苗を枯らされたり。これは僕ですね。笑

たぶん土に埋まっていた部分は復活する。はず。

なんか被害報告ブログになっちゃったな。

 

それでも、この地域は最強最悪のイノシシとアライグマは今の所現れていないので恵まれています。

このような獣にへこたれる事なく農業を続けている人が全国にいるのです。みんなすごいメンタル。

手を止めないようにまた明日から頑張ろう。

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じゃがいもが花盛りだ。

 

 

チンゲン菜がまじでうまい。春作の不安を吹き飛ばすくらいに

5月の干ばつぎみの天気はどこへやら。ここ1週間は雨が多く、最近はなかなか土が乾きません。

作業的には定植や播種はいつでもって感じなので捗っていて、定植の山場は越えたかなって所です。

ラッシュで散らかりまくっていた作業場とハウスも整理して。

 

作物的には葉物はこの雨をかなり喜んでいて、成長スピードをあげています。

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やっとレタスらしい形になってきました。本当はもっと早く取れると思っていました。

ま、一応成長はしているという事で待ちですね

 

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春菊は収穫期に入っています。春菊の左側の何もないところは水菜を植えたんですけど消えちゃいました。

春菊はもう一畝あっても全然足りない。次はもっともっと作付けよう。

 

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ほうれん草はほとんど収穫しないうちに抽台してしまいました。種をとって秋にリベンジします。

葉物野菜はどうしてもアブラナ科が多くなってしまいがちで、輪作を考える時に困っちゃうけどアカザ科やキク科があるとめっちゃ助かる。

これらは無防除でも全然行けるから採種して大量に播きたい。

 

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頂いたカーボロネロは順調です。苗半作は間違いなかった。昨日、定植後初めてトンネルを剥いで、捕虫し脇芽をかいて、再度閉じました。

もっと光合成して欲しいので、収穫はもう少し先で。

 

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チンゲン菜はまじなんなのって位ハムシとイモムシにいじめられていて、今日出荷するのに調整していたら、虫は見えずらいし、穴あきすごいし、葉をとっちゃったらなくなっちゃうし、洗うのも気を使うしで、もう2度と作らないと誓って袋詰めをしました。

かぶと小松菜と水菜も無防除でやっていますが、春のアブラナ科は要トンネルですね。

 

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雨の割にはエンドウはなかなか実が入らない。晴れないとダメなのかも。

 

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トマトはこれ病斑か?みたいなのがチラホラ出てきました。いやーなんとか枯れずに頑張ってもらいたい。

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支柱は立てたので誘引と、支柱の紐取りをしないと。

今年のトマトはなんだかんだで全部で300株以上。去年よりは確実に進歩している。

 

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じゃがいもは1回目の土寄せをしました。テントウムシダマシも時々チェックしています。まだ成虫だけなのでここでどれだけ守れるかが、畑のナス科を左右するのは間違いない。卵が孵ったらお祭り騒ぎになりますからね。

 

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ブロッコリーはまだまだ先が長そう。トンネルをつけると土寄せるのが億劫になるなー。

 

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自家採取の落花生は発芽率があり得ない位低かった。心当たりはあるので来年は頑張ります。

 

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一番手きゅうり不調のため、二番手の鯵ヶ沢在来きゅうりを播きました。鯵ヶ沢のナリタ自然農園さんから森山さんが頂いた種を分けて頂きました。

ありがとうございます。種取りしてお返しします。

ラッシュで手が回らず、鉢上げが遅れて徒長してしまいましたが、たぶん問題無さそう。

このきゅうり本当に美味しいのでうまく出来て欲しい。

 

 

で、こうやって見ていくと、これはもう完璧!みたいな作物はなく、

なんだかなぁ…、って思いながら家に帰って、弾いたチンゲン菜を茹でたらびっくりしました。

 

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このチンゲン菜めちゃくちゃうまい。なんなら僕の中で葉物1位の白菜より美味いって思っちゃいました。甘くて、香って、でもクセはなくて柔らかい。

つか、調理すると葉に穴が開いているとかホントどうでもいいっすね。

 

速攻で改心しました。秋も来春も作る。

 

チンゲン菜のおかげで元気が出ました。

出せる物を出していこう。

雨が思っていたよりも降ってきてビチョビチョになったけど、この雨は嬉しい。

今日は朝から風が弱く曇りでしっとりしていて最高の播種、定植日和でした。

途中思っていたよりも降ってきて、苗の葉に泥がつくの嫌だなと思いましたが、最終的にはこのチャンスは逃せないと判断し、耕起、定植、播種とフルコースを走り抜けました。

 

まずはナスを植えました。早いものでも本葉6枚で花芽はまだなんですけど、育苗ポットが9㎝で長期間育苗の野菜にとっては土の量が少なく、この暖かさで伸びを感じなくなってきたらそれは定植期だろうと、今日フライング定植しました。

早くハウス内の苗を放って、トマトハウスにしたいってものありますしね。

 

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多分100株弱。まだ株が小さいので誘引はもう少し先で。

植えたのは、去年中手の枝豆を植えていた場所で、その際の土寄せにより高畝っぽい感じになっていたのでそれをそのまま生かす事に。

畝上の草を刈払い機でサクッと削って植えました。

去年の枝豆定植前から耕起をしていない不耕起ゾーン。植え穴は移植ゴテでほぐしましたがトラクターをかけるよりもしまっている感じがしたので、もしかしたら成長が止まってしまうかも…。

ま、そもそも、苗も苗ですしねって保険かけときます。笑

ちなみに奥の方は収穫が追いつかずに持ち出し無しの部分、手前は収穫して地上部は持ち出して根っこ等は残っている部分。

これができたら枝豆ナスリレーで2年に一度トラクターで、畝の形成もしなくて良くなる。

 

次はオクラ。

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3粒まきのポットを株間30、条間60で植えました。密にすると草生が強くなりすぎないので、取り逃がしにくく柔らかいオクラになるらしい。

とりあえず今日は60株ほど定植ですが、これを4セット分まいたので、ピークが来れば手籠一杯になるくらい取れるかも!

オクラの良い所は誘引資材なし、管理作業なし、草管理簡単、ただただ収穫するだけでめっちゃうまいっていう所。さらに種も取り放題。最強の果菜類だ。

 

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トマトも植えました。種類が多くて、何をどこに植えたのかもうわからなくなりそう。

今シーズン支柱を仕入れたので、失敗は許されない。ホームセンターとかで手に取って現物を確認せず、太ければ太いほど長持ちするだろうと径20mmのをネットで注文したらめちゃくちゃ重くてビビりました。次から径16mmにしよう。

 

そしてごぼうもまき直しました。

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と言うのもこの前、播種器にセットして大して確認もせず、ぼーっと考え事をしながら播いていたら30mぐらいで種がなくなってて。本来はそれの3倍くらいを予定していたのに…。発芽したの見ると一箇所15粒近く落ちていたっぽい。

急いで種を再発注して、今日まき直しました。100m以上は播けたはず。

 

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これは去年播いたごぼうの今です。去年播種後、初期除草をした後あっさり草に飲まれたので、諦めて草刈機を走らせたら、その後ツルツルの状態からグングン成長してきて冬前に収穫できました。

いつもの僕なら種がなくなちゃったら来年でいいかってなるんですけど、このたくましさに惹かれて今年は増産決定。

この残った株から種を取ります。ごぼうの購入種子は今年まで!

 

その他、昨日はかぼちゃも定植しました。

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発芽だけは完璧。育苗期間が長くなればなるほど、僕の場合失敗の可能性が上がるのでこのまま定植しました。5/9播きの極若苗。去年もこの本葉出るか出ないかで植えましたが、樹ボケになっているようには感じなかったし今年もこのスタイルで。

去年は9㎝ポットで育てていて。それに比べるとかなり根鉢が小さいので活着までは管理が必要だと思います。なので今日の雨はありがたい。

 

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じゃがいもはついにテントウムシダマシモが現れました。枝豆とじゃがいもはもう少しで土寄せだ。

 

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スナップは月末には取れるかも。

 

6月がもう目の前だ。

農家になると季節の変化を肌で感じられる様になる

昨日、今日の晴れ間の日差しからシャツを突き抜けてくる様な勢いを感じました。

定植時に触る土も冷たってならなくなってきたし、ハウスに入ったら湿度でメガネが曇るし。くちびるを虫に刺されるし。

季節が進むのを毎日感じています。

あとは最低気温がもう少し上がれば、夏野菜の定植も出来そう。

 

ハウス内の夏野菜が元気になってきました。

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売っている苗に比べたら、まだまだ小さいけど秋ナスには間に合う。


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ピーマンも葉が増えてきた。


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トマトは蕾が見えてきたのであと1.2週間ほどで植えよう。

てか、トンネル資材が他に奪われているので露地に植えるならこのペースでちょうど良さそう。

途中やばいかなと思って追播きした分が徐々に調子を上げてきて、思ったより苗が多く誘引資材の事で頭がいっぱい…。

 

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スナップエンドウは開花。

 

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春菊はまだまだ。5月中には採れ始めるかなとか思っていたけど来月かな。

 

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ほうれん草はジャギンとしてきた。

 

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雨上がりの今朝、風つよ予報の前に急いで紙マルチ。とりあえず100m。

横の田んぼが入水となり、畑に漏水してきたのでこの後汗だくになりながら溝をきりました。

入水前に管理機で切ったり、畦シート入れとけばよかった。

 

水は漏れてくるけど、水源には恵まれていてケロたんの住処を作ってもらえるのが良いですね。

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ケロたんに枝豆の用心棒になってもらいたい。カメムシ完食して欲しい。

 

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ねぎ定植予定地。もうちょっとしたら土を揚げして準備します。

右側は去年毛豆を植えていた場所で、土寄せや豆の影になっていた事もあり比較的草が少なく、条間も90か100だったと思うので培土機で土を上げ直して再利用してみようかなと思います。

通路と畝を逆転する感じ?

草に手を焼く可能性が高いので実験的にほんの一部だけ。うまくいけばライン取りしなくて良いし、トラクター2年に1度入れるだけで良い。

どうなるかなー…。

 

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じゃがいももやっと芽が出てきました。

麦のすき込みがとっ散らかっていて、どれがじゃがいもかわかんないですね。土寄せすればもうちょいマシになるはず。

緑肥を育てた休耕田の力見せてもらおう。

 

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残渣をすき込んだ茶豆が自然発芽してきました。

中生の枝豆の播きどきって事ですね。

 

そうこうしてるうちに毛豆の播種期もあっという間に来ちゃうなー。

カーボロネロの苗、定植しましたー(頂きものですけど)

農園から田んぼ何枚か挟んだ先に、森山農園という僕がお世話になっていた農園があります。

独立してからも色々アドバイスを頂いていて、すごく頼りになる先輩農家です。

でこの前、もみ殻を頂きに行くと、チラッと見えたハウス内の苗のクオリティが半端ではなく、デカくて色良くてガッシリとした苗がズラッと並んでいました。

会って話をしていると「温床残りを堆肥化させて」と「下からの冷気がね〜」と言う言葉を何度か耳にしたので、恐らくこれがキーワードなんだと思います。

 

それで苗を見学していたら、

「カーボロネロの苗、もううち植えちゃったんだけどいる?」って聞かれて、「欲しいっす」って即答した後、

一度戻って畝を決め耕起して長さ測って必要なポット数を計算してから「苗頂きにきましたー」って図々しさ満点で受け取りに行きました。

で持ち帰ったその足でそのまま定植。

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苗の周りには風よけと水分調整を兼ねた藁を敷いて、防虫ネットトンネルも展開して。しかも植えた所は去年トウモロコシを育てた所でうちの畑では一等地。たぶん…。

苗半作と言われる中でこんな立派な苗をもらって失敗は許されないわけです。

うちの畑で今一番調子良いのはエンドウに変わり黒キャベツ

種取りまで行くかー。

 

そのほか今週も色々ありました。

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枝豆は今季3回目の定植。

去年トンネルなしの2.3回目は7日ずらしで播種しても、まだ寒いこの時期の生育が停滞するせいか収穫期がそこまでずれなかったので、今年は播種を10日ずらしました。

品種、播種や定植日、管理、収穫期間の記録はめっちゃ大事。

 

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これも森山農園からの頂きものなんですけど紫菊芋を定植しました。

強くて増殖しやすいそうなので、手に追えなくなっても良い所を菊芋ゾーンにしました。

水路を挟んだ山際からは同じキク科の強敵オオハンゴンソウが攻めてきているので、絶対に増殖するキク科と絶対に増殖するキク科のホコホコ対決。

ま、ハンゴンソウは普通に刈払いますけどね。笑


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里芋と生姜も定植しました。両方とも種を発泡に入れて家の中に置いておいたら芽がギュイーンってなっていました。「蜂のごとく」って見出しのところから突き破ってる笑

本当はポットに入れて育苗して芽を緑化させつつ、もう少し露地があったかくなるのを待つのが正解なんでしょうが、スペースがないので畑に植えてしまいました。

ちょっと心配だけど、全滅はないだろう。

 

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白菜採取場はだいぶ咲いてきました。

限りある資材で雑な人が囲うと蝶々以外普通に入ってきます。

花咲かせてみてわかったけど、うちでこの時期に咲いているアブラナ科は野草のイヌガラシとタネツケバナと栽培した小松菜、カブ、水菜などの菜葉だけです。そんなに種類ない。

属が違うカラシとタネツケバナはかからないので栽培したものを土に返せばよくて。

 

と思っていたら、めちゃくちゃ低率で属を越えて掛かることがあるのがアブラナ科らしい。

もう好きにやってちょうだいって感じですね。

たくましい。

 

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あと囲ってみて、自分で受粉するのって意外と大変なんだなって思いました。毎日わずか2.3分の作業なんですけどね。

囲って入らない様にしていたのに入ってきた虫にお疲れさんって感謝しちゃってます。

 

刈り倒さなかったミニ白菜アツコと囲った松島純2号通称松純が交雑しちゃってるかもなー。

ま、そん時はそん時で