すだ畑の農日記

おいしいと思ってもらえる野菜づくりがしたくて、2021年より青森県青森市にて農業はじめました。

トマトも良いけど、ごぼうも最高。

ついに冬本番ですね。

最近狂ったように雪が降っています。

そろそろ一度、作業場の雪下ろしをしないとやばいんですけど、この天気なのでもうちょっと回復してから行こうとか思っています。

 

そんなこんなになる前の先週やっとビニールハウスのビニールを剥ぎました。

引っ張られると怖いので、風が弱い日を狙ったのですが、少し風があった方が畳みやすいのかなとも感じました。無風だとしわを伸ばしづらいです。

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2シーズンハウス栽培をやってきて分かったのは、かなりの技術と知識、設備が必要で、ビニールをかけて終わりではないんだと言う事です。

なかなか納得いく味にならないし、病気になるし、狭いしで手間の割に成果が出ませんでした。

なので来年からハウス内は育苗と物置に使おうと考えています。そもそも育苗が限界のサイズでしたしね。

 

今までは、毎年ハウスを移設し過酷な環境から畑を休ませるように、と思っていました。

次からその必要がないので、据え置きでビニールの着脱のみ行うスタイルにします。

だいぶ楽出来ます。

 

野菜の方はやっと三浦大根掘り始めました。

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今年はあまり太くなりませんでした。

去年大きいものから収穫に入り、ほぼほぼ掘り終わって残ったものを植え替えて自家採種したからなのか、それとも土壌か、播き時期かどれが原因かわかりませんが。

ただ、形は間違いなく三浦大根。そこだけは受け継いだ!

採種のたびにどんどん小さくなってしまうとまずいので、来年は母本選抜しようかな。

 

今年の大根栽培で一つ良かったのは、肌荒れがかなり減少した事です。

去年は播種期とその前後で種まきしたところ、早まきしたものほど肌荒れがすごかったので、今年は播種適期以降を守りました。

早まきは天気によって適期に播けなくなるリスクの分散や、収穫期を長くとるという意味でありだと思いますが、結果秀品率を落とし、手間を増やし、病害虫を次期作以降に引きずるような感じがして、早まきは避けました。

多少播き遅れても大きくならないわけではないですし。肌は良くなったと思ったし。来年もこのスタイルで。

 

源助大根は柔らかくて、みずみずしくて、来年もやりたくなるくらい美味しいですね。

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太りが早いものから採ると、巣入りもほとんどないです。今年はガチ寒波が来る前に積雪したので、植えておけば意外と12月もいけるかも。

 

もっと早く掘りたかった太ごぼうもいい感じ。

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手掘りなので完璧はやめて、折れてもいいかなって気持ちで掘っています。太ごぼうのピークは結構浅い部分にあるので、諦めがつくと言うか、折れたものは土に還るので土壌からの持ち出しも少なくて済みます。何より腰に優しい。

 

で、このごぼうが見た目は、いやいや、これ栽培に失敗してるでしょってフォルムなんですが、かなり美味しいと言うことを言いたくて、このブログを書いています。

最近のマイブームはごぼうパスタ。

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僕はパスタといえば、夏にちまちまストックしていたホールトマトを使うのが好きです。

でも、ごぼうはそれに匹敵する位うまい。

材料はごぼうとニンニク、とうがらし、オイル、塩だけで、とんでもなくうまいパスタになります。香りと旨みが強いので、肉なしでも全く問題ないです。

 

あとは小麦が自分で作れればもっと最高だろうな。