すだ畑の農日記

おいしいと思ってもらえる野菜づくりがしたくて、2021年より青森県青森市にて農業はじめました。

播種深度変更忘れて、オールマイティな深度を発見する。

今日の青森は半袖だと寒いくらいの気温で朝から夕方まで除草しまくりの1日でした。

初め畑の除草に入りましたが、まだ水分が多かったのでやめて、畦の伸びに伸びて完熟した種をつけてるギシギシ達を刈り倒しました。

本当は種をつける前に刈り取るのが当たり前なんですけどその当たり前がなかなかできないんですよね。復活スピードが反則級で、刈った根から1週間後には普通にまた現れるんですよ。なので抜いてたりなんだりで徹底防除するわけです。普通は。

でもうちの畦の彼らはもうそんな数ではないんです。無理。

という判断をして刈り払って放置して帰ってきました。

 

 

そして今ギシギシについて調べていたら、1株から1万の種をつけるとか種子寿命20年とかいう情報を入手してだんだん怖くなってきました。

 

明日、借り倒したものを畑に入れないよう一箇所にまとめた方が良さそう。

ギシギシこえーわ。

 

 

話変わって、

 

先週の木曜日に大根とかぶの種を播種器を使って畑にまきました。

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この播種器は頂きもので、かなり古く説明書が無いため、春から試行錯誤しながら使ってきました。

最初は各所のアナログ設定に時間がかかり手こずりましたが、慣れればそこまでです。

種が入る穴の大きさは無段階で調整可能なので、一つの野菜専用の穴が空いたロールがいくつも必要になることは無く、種の小さなかぶや人参から晩生の大豆までマルチに播く事ができます。

ロール交換式ってロールが異常に高いんですよね。なのでロールを交換しなくて良いこの播種器は僕にピッタリ。

 

で、種を播くときその深さも調整します。

どれくらいの深さなのか細かくはわからないのですが、一応、適当に調整しながらやっていました。最初のうちは。

でも最近はそれをするのをすっかり忘れていて、人参や大豆、今回のカブや大根など種の適性深度が異なる種を普通に設定そのままでまいてました。

播いた後に気がつきまずいなと思って、今日発芽を見ると普通に発芽してました。

 

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これがかぶ

 


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これが大根。

発芽数が少なく見えますが、両方とも設定した播種間隔通りで、使用した種量から推測してもうまく発芽しているように見えます。

播種作業は一人でやると、耕起してライン取って設定して播種してと時間がかかるので一つでも作業が減るとめちゃくちゃ助かります。

このオールマイティな深度は何センチなのかは分かりませんが、深すぎず浅すぎずであれば、おそらく種はそこまで深度にデリケートではないという事でしょう。

たくましい!

 

 

それから今日は白菜の定植もしました。

7/30に播いて本葉3.4枚の苗を定植。育苗土が大雨を含んでいて根鉢が湿りすぎて崩れてしまうので途中でやめました。まだ若すぎるのもあると思いますが、苗の葉っぱが重なり出していたので定植に踏み切りました。

続きは明日やります。
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