すだ畑の農日記

おいしいと思ってもらえる野菜づくりがしたくて、2021年より青森県青森市にて農業はじめました。

間引き遅れた人参は、朝に間引くとやりやすい。

夏に播いた人参がかなり調子良さそうです。

 

今年の5月に播いた夏秋どり人参は土の水分やPHを考えずにただ播いて栽培して、発芽もその後の生育も良くありませんでした。死守しなきゃ、みたいな気持ちにならずにもうあっという間に草に飲まれて…。

 

それで秋冬どりの人参こそはと、場所を選び早めに草を片付けてホタテ石灰をまいて、種を2品種用意し、播種器の設定もやり直して挑みました。

播いたのは7月頭で雨は少なかったのですが暖かったので発芽はバッチリでした。

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そこから1か月半の間に三角ホーで1回、手でたしか2回除草に入りました。

草に飲まれないようにするのに必死で間引きどころではありませんでした。ネキリムシも怖かったですし。

 

そうこうしてるうちに人参がわさわさしてきて、草管理のピークは過ぎて順調だと思っていました。

でもよくよく見ると、多すぎる人参が徒長して束になっている状態でした。

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こっちの品種は種が小さいので、播種器をどう設定しても一箇所に10粒以上落ちてしまっています。実際食べてみないとわからないけど、この品種うちにはあってないわ。

ま、それは置いといて、

 

写真のような状態まで伸ばして間引くと、人参の葉が間引かれる方と残る方で絡まって葉が裂けるし、それを気遣ってスピード激減でどうしようもない状態になります。

 

それを感じたのがこの前の夕方で、当然全部終わるわけが無く、今朝も少しやる事にしました。

 

曇天だからか蚊も多いし、土も少し朝露で湿っていてだるいわと思っていたら、一本目を抜いた瞬間に気がつきました。

この前とは違い葉が絡まないと!

朝露で葉が濡れて、葉が交差していても抜いた時スルッと抜けます。

ほんの僅かな差なのですが、気持ちよく作業出来ました。

間引きは朝が良い。

ただ土も湿っているのでドロが少し葉についてしまったり、通路が踏み固められてしまったりとマイナス面もあります。それでもサクサク間引けるので僕はそっちをとります。

 

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まだ1/3ほど残っているけどたぶんあと1日、朝アタックすれば終わりそうです。

 

 

話変わって

 

今日はかぼちゃの収穫に入りました。

先週、1回目の収穫に入りネコ一杯分取れて、食害もそんなになく順調な感じでした。

 

で、昨日の午前中隣接する道路の木の上で猿が騒いでいるのを発見して、めちゃくちゃ怖くなって今日収穫に入りました。

セオリー通りだと、天候的には晴天が続いている時に、かぼちゃの生育的にはヘタがコルク状になりヘタのヒビが横に走ってからと言う事ですが、そんな完璧なタイミングなんて待っていたらどうなるかわからないのでやっちゃいました。


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猿もわからないくらい草が茂っています。

 


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そんな中にめちゃくちゃ転がってました。

4畝中2畝でこんな感じ。

食害が増えてきているので、手間ですが週1、2で収穫に入った方が良さそう。

 

 

量が全てではない思っていますが、

でもやっぱり豊作だと嬉しいですね。

 

明日からはついに枝豆リレーも再開しそう。

また忙しくなる。