すだ畑の農日記

おいしいと思ってもらえる野菜づくりがしたくて、2021年より青森県青森市にて農業はじめました。

エンジンポンプがやっと使えました〜

中古品のポンプをゲットしたものの、エンジンが上手くかからずに困っていました。

毎日あれこれちょして、何回か試してダメだったらまた明日。って感じでトライしていました。

その結果が今日ついに…

 

一番最初はスパークプラグという、先端から火花を飛ばして燃料に火をつける箇所が怪しいという事で交換してみました。

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左が新品で右が古いやつです。古いやつはススやオイルで先端の表面が固着していて、火花が飛びにくくなります。そうすると燃料に火がつかなくなるのでエンジンは動きません。

綺麗な新品に替えると一発でエンジンがかかりましたが、アイドリングが安定せず止まってしまいました。

 

そこからまたつかなくなり…。

 

スターターをひいてばかりでエンジンがかからないと、燃焼されない燃料がシリンダー内に噴射されては溜まりの繰り返しで、スパークプラグは濡れてしまいます。

これをプラグかぶりと呼ぶらしく、濡れたプラグからは火花が飛びにくくなります。

これへの対処法はシリンダー内に溜まる燃料を排出する事です。スパークプラグをとりウエスなどで端部拭いてから風で乾かしつつ、その外した状態でアクセルを下げて、チョークを開き、スターターを何度も引いてあげると少しずつ燃料が排出されます。

そして、ある程度排出されたなと思ったら、スパークプラグをもとに戻してスターターを引くと、これまた一発でかかりましたが安定せず止まってしまいました。

さすがに訳わかんないと諦めて昨日は帰りました。

 

でも今日の午前中、晴れたので苗に潅水したいと思い、再度エンジンポンプにトライする事に。

当然状況は改善していないので、かからなかったのですがある事に気がつきました。

エアクリーナーなる場所から燃料がたちたち漏れているじゃないですか!

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蓋を開けてびっくり、フィルター入ってない。笑

まあ、それは後で対応するとして。

ここから燃料が漏れているのは、このケースの裏にあるキャブレターという、燃料と空気の量を調節して燃焼しやすくする装置に異常が出ているサインだと、スマホで検索すると一発で出来ました。

キャブレターを掃除なさいと。

 

燃料ホースを抜いて、ネジとパーツとパッキンをひたすら外して、穴という穴にパーツクリーナーという洗浄剤を流して綺麗にしたら、適当に乾かして組み立て直して完了。(ゴムのパーツはクリーナーを使うと溶けてしまうらしいのでよけたほうが良いです。)

 

そして念を込めてリコイルスターターを引くと、一発でかかりました。明らかに軽快な音。

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いやー、長かった。

色々あったけど普段触らないところをいじれるようになって、逆に中古の微妙なポンプ買ってよかったわー笑

 

最後に去年管理機用に買って残っていたフィルターを適当にカットして詰めておきました。

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クリーナー内に何もないと思ったら、劣化したスポンジのカスみたいなのが少し残っていました。このカスがキャブレターに目詰まりしたのか?とにかくちゃんと掃除はしないとですね。

 

苗の方は

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ネギとレタスが発芽してきました。

今年は多少寒くても日中はトンネルを開けて、過湿にならないように管理してます。

 

明日の夜の嵐予報怖いなー…。